日蘭教育シンポジウム

青山学院大学で行われたオランダ政府主催の教育シンポジウムに出席してきました。
1. オランダの学校制度と共生教育の取り組み — イントロダクション
リヒテルズ直子/オランダ在住教育研究家
2. 日蘭両国の子供たちのQOL調査からの報告—臨床教育の立場から
古荘純一/青山学院大学教授
3. オランダの学校における特別支援教育とインクルージョン—その成功と問題点
− もう一度一緒に学校へ政策とリュックサック政策 −
ルック・ ステーヴェンス/ユトレヒト大学名誉教授/オランダ教育・保育研究所 NIVOZ 所長
4. オランダにおけるシチズンシップ教育の現状 — その背景と狙い
ミシャ・デ・ウィンター/ユトレヒト大学教育学部教授
5. パネルディスカッション
プレゼンテーター—全員
コメンテーター—尾木直樹/法政大学教育学部教授/教育評論家
今回は,オランダ政府の資金でコーディネイトしたので参加者が既に理解している内容が多くあって,せっかくのユトレヒト大学から先生にお越しいただいたのに、対象がしぼれていなかったためやや物足りないシンポジウムとなってしまった。
以下、メモより抜粋 参加者の方で補足説明があればお願いします。
1、2はメモをとりませんでしたし、「教育と医学」11月号に特集してあります。興味ある方は、お知らせください。
3より、科学的調査分析では教育で何をすべきかは解明できない。親、教師,政治家の信念に関わる。学校は従うべきという考えがあるが、人間は何かに従うという生き物ではない。教育環境は子供たちの興味を引きつける場でなければならない。
4より、オランダの子供たちは学校が好きだ。SUPPORT OF PEERS.オランダの子供たちはストレスが少ない。オランダも若者に対する批判はある。公共の場のマナーなどその批判は歴史の中に常にある。
シチズンシップ教育例ー4歳の子供たちに3冊の本から1冊を多数決で選ばせてそれを読んであげる。するとほかの本を希望した子が泣き出す。先生は本を読むのを止めて、泣いている理由を聞く。そして少数派の話を聞く。民主主義は少数派の意見を尊重するということを学ぶ。決定を共有できることを学ぶ。
子供に3つのアプローチ方法がある
Breaking the will of the child 押さえ込むこと。自己の喪失
Glorifying the will of the child 子供の意志をほめる。個人主義、子供を消費者ととらえる。言いたいことを言わせる。他人を考えることが出来ない。
Practicing the will of the child 将来社会をささえるための市民になる。自分たちが社会の意志の決定に参加する。学校にはいろいろなルールがある、それを生徒と話し合いで決めていく。子供だけでルールを作ると大人のルールより厳しいものになりがちである。子供たちは考え共に行動してくれる大人が必要である。
子供の参加は1、子供の権利 2、子供の知的発展 3、民主主義のスキルをつける 4、学校、家庭の質が向上
不満の残る参加者は、恵比寿まで足を伸ばし、教授会を終えて参加した武田先生おすすめのビルマ料理店へ。こちらは全員満足でした。
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